視聴可 落語家・三遊亭楽生の伝わるコトバ、響くコトバ

苦手意識を克服するスピーチ術
～わかりやすい喋り方にはコツがある～

スピーチが得意だという方って少ないですよね。もちろん私だってそうです。

なぜ苦手ですかと聞くと「面白いことが思い浮かばない」と答えられる方がすごく多い。

落語というのはストーリーが決まっています。

代々伝わってるんですから面白い構成になってます。

ところが、同じ噺なのに同じような反応にはならないんです。
何が違うのでしょうか。

そこに伝える力、スピーチの力量が影響してきます。

構成する力

①何より大事なのはオチ

話してる最中に迷子にならないようゴールを決める。

②針小棒大くらいがちょうどいい

言いたいことに価値を持たせる。

③押してダメなら引いてみる

いきなり言いたいことにを言わずに、別のところから攻めてみる。

伝達力

①マイナスをできるだけ減らす

「粗言」

あれ、これ、それなどの指示代名詞。

便利な言葉ですが話がボヤけてしまう。

「片言」

気持ちの入ってない言葉。伝わりません。

「重複」

同じ言葉の繰り返し。えー、あー、けど、ね。

言葉尻など同じ言葉の多用は話を分かりにくくします。

「小声」

小さな声。聞こえなければ伝わりません。

②プラスをできるだけ増やす

声には３つの抑揚がある！

• 高低
• 早遅
• 押引

簡単に矯正が効くのは高低。

高い声は明るく元気にはっきと聞こえます。

一音上げて話してみる随分印象が変わります。

このコースで学べること

• 喋ること、話すことに対する自信
• 喋ること、話すことにおける語彙の使い方や思考の幅の多さと深さの理解
• コミュニケーションすることにおける基礎的な理解
• 喋ること、話すこと＝伝わることの大切さ、どうように真に理解してもらうかの技術
• コミュニケーションすることの楽しさ

こんな方にオススメ

• 人と話すのがなんとなく面倒な方
• 人と話すのがなんとなく苦手な方
• 同僚や仲間と今一つ打ち解けられてないなぁとお感じの方
• 自分の言いたいことが上手く伝わらないことが多いなぁとお感じの方
• 急に何かを説明したり、人前で話すのがイマイチうまくないなぁとお感じの方
• 上司や顧客、取引先の方と話すのが緊張する方
• 例えば、タクシーの運転手さんに話しかけられて、こういうの面倒くさいなと感じるような方
• 何人かで話している状況で、うまく割って話に入れないと感じるような方
• スピーチをする機会の多い方
• ビジネスシーンでプレゼン機会の多い方

人にモノを伝えるとき一番大事なコト。
それは気持ちだと思っています。

今までの時間はなんだったんだと言われるかもしれませんが、どれだけ思ってるのか、そしてどれだけ考えてるのかが重要なんです。

気持ちがないとすごい上っ面なスピーチになってしまうからです。

その後に、これまでお話ししました技術的なことをお伝えします。

商品の話をしようとして、当人がこれはダメだな、売れないな…と思っていたら、どうしてもその気持ちが出てしまう。

まず自分が好きになることからスタートです！