レクチャー 1:

コピーライティングは、いらない

講師: 石崎 力也
石崎 力也

レクチャーの内容


どうも、石崎力也です。

この動画では、コピーの現実についてお話ししていこうと思います。先に一言で言っておくと「割に合わない」「割に合わなくなってきた」ということです。ご存知だと思うのですが、EdTechで見てる人は分かると思うのですが、プロモーションはビデオが中心です。情報商材のような長いレターを見て、購入したわけじゃないですね。

プロモーションビデオがあって、そのプロモーションビデオを見て面白そうだなと思ってスクロールしていったらある程度、カリキュラムの数があって、これなら信頼できるということで購入したと思います。あるいは、バックエンド商品として購入した人もいると思います。いずれにしても、文字よりも動画の方がインパクト強いので、世の中の傾向としては、セールスレターじゃなくてセールスビデオを作る傾向にあります。

そして、市井の人々が広告に強くなっている。これは、ご自身一人一人が分かることだと思うのですが、「また、その広告ね」とか、プロダクトローンチが流行った時に、そのパターンは全部バレてきてるじゃないですか?「無料オファーのこれね」というような感じで。だから、どんどんプロダクトローンチのリスト一件を獲得するあたりのコストは年々上がっていて、僕らが始めたときは最初、50円くらいでした。

それが、100円になり、1年2年かけて、200円・300円・400円、そして5年かけて500円になって、今はなんと、リスト一件1500円です。僕がすごいと思うのは、リスト一件に対して1500円払ってもペイできる、売上上がる、利益が出るという採算があるのもすごいし、e-mailアドレスを提出するだけで1500円貰えるんだっていう驚きがあります。

これは、無料オファーだけで生計立ててる人がいるのが分かりますよね。でも、それと同時に確実に販売者の利益を圧迫してます。悪徳商売が発生するのは、やはりリストの獲得コストは高くなってるからです。こういった一連の僕のお話が理解できる方とできない方がいると思うんですが、いずれにしても、人々が広告に強くなってるというのは分かると思います。「また、どうせ売ろうとしてるんでしょ?」というようなことです。

三つ目なのですが、コピーライティングがなくても、物は売れる。これは、色々な考え方が出来ますけども、Education Technology(EdTech)が広がって、例えば、まだ自社開発で、自社販売で、直販で商品を売ろうとしてるんですか?って僕は思います。

EdTechだったら明らかに商品の値段が安いし、しかもクオリティも高いです。そう考えた時にわざわざ人々は、自社開発、自社販売している情報商材に行く意味があるのかと僕は思います。

僕は情報商材を買うぐらいなら、教育プラットフォームで商品を買って勉強します。あきらかにに安いじゃないですか?100コース・200コース、あるいは100レクチャー・200レクチャーあって、3000円・4000円とかです。これは驚愕ものです。

僕が好きなのはギターの先生なのですが、板野先生の講座は、200レクチャーぐらいなのですが、ディスカウントした後で19ドル(2000円)ぐらいです。本当にこれは驚愕ものです。そうなった時に、人々はコピーでモノを買ってるのかと思うわけです。これだけのレクチャーがあって値段が19ドルです。

別にレター見てないですよね。コピーライティングの存在は必要なくなってきてるんですね。コピーはなくても物は売れる。もちろん最初に言った、文字ではなくて動画に移行しているというのも一つだと思います。

後はインフォトップやAmazonなどでコピーライティングの教材がたくさんあります。コピーライティングの教材がたくさんあります。それは、なぜかというと、どこかの段階で人々は気づいたのです。気付かされたというか洗脳されました。コピーライティングは、ネットビジネスにおいてすごく重要なスキルだと。それは、間違いじゃないです。間違いじゃないですが、それが全てではないです。でも、コピーライティング至上主義者は、コピーライティングが一番大事だという事を言います。それは、一言で言って、彼らの飯の種だからです。

ネットビジネスをやったら分かりますが、コピーライティングを学んでみてください。学んだ後、お金発生しますか?してませんよね。ネットビジネスは、もっと総合的なことです。マーケティングであり、キーワード選定であり、商品開発であり、見込み客へのリサーチであり、そういうのを含めてのネットビジネスですので、コピーライティングは、その一部にしか過ぎないのです。

なので、コピーライティングを学んでいるだけでは、何も儲かりません。勉強してるうちは一銭も利益が発生しないです。割に合ってないです。割に合わなくなってきたんですね。

ここからネガティブな話は終えて、コピーは2回学ぶ機会があります。1回目はセールスレターを書けるようになる段階です。まだ、セールスレターを書けないから今回はコピーの教材作ろうかなとか、今回はSEOの教材作ろうかなといった時に、すぐ、まるまる一本書き上げられる、書くことができない人ができるになるための段階です。それが1回目です。

そして2回目です。これは、売上を10倍にする。この10倍という数字的な目安は、あくまでも目安なので、ここはフレキシブルに変わってきます。100倍にする人もいるだろうし、もしかしたら2倍にする人もいるかもしれませんが、2倍にするだけでも結構すごいです。成約率2倍って全く違いますので。売上を2倍、3倍、4倍、10倍にする段階がある訳です。

今回、この免許皆伝で勉強できるのは1回目までです。つまり、コピーを書けてない人が書けるようになる。そこまでお手伝いします。だから、10倍にするテクニックもどんどん教えていくのですが、それ以上にまずはちゃんとした成約率の上がる反応率の高いレターを書けるようになることをステップでお伝えしていきます。

僕から言わしてみれば、これだけコピーのコスパが下がってきた今日において、セールスレターって、書けるようになるだけで充分だと思います。本来なら、2回目のコピーライティングを学ぶ時間があるなら、他のマーケティングスキーム、他のマーケティングスキル、その技術であったり、そういう枠組みに投資していって、時間を使っていってください。

仮にコピーを書けるようになり、他のマーケティングスキルもついて、キーワード選定などの力もあるし、SEO対策の力もあるし、ブログを育てる力もあるし、お客さんに販売する・バックエンドを売る力やアップセルを自分で組み立てられるなど、そういう技術もある。

そこまでなった時に、回りだすと売り上げ結構上がりますし、5人以下の中小企業であるなら、充分に社員とその家族、そして自分と自分の家族を養えるぐらいの収入は得ることが出来るポテンシャルはあります。

そうなった時に、さらにそこから売上を10倍にするというモチベーションあるかどうかということです。特に5人とかではなくて1人とか2人でやってる場合。その時は、「そろそろ俺らで働くのは面倒くさくなってきたな。これ、自動で回しといて俺らは後は世界旅行をしようぜ」となるかもしれないじゃないですか。

そうなった時に、売上を10倍にするモチベーションとありますか?と僕は思います。例えば、一商品で年間2,000万稼げるようになるとします。そんなことは滅多にないんですが、2000万稼げるようになるとします。手放しで2000万円です。そうなった時に果たして、これ以上ネットビジネスを続けるのか。それを2億円にするモチベーションはどこにあるのか。そのインセンティブは働くのかということです。

2000万円あれば色々なことができます。世界旅行を家族でできます。エアビーアンドビーを使って、カナダのオタワ州の、ものすごく巨大な一軒家を借りたとしても、月々20〜30万円です。日本で良いならば、レオパレス一ヶ月7万円からあります。僕が沖縄の宜野湾に借りた時は、11万ぐらいでしたし、滋賀県の彦根で借りた時は、8万円。石垣島はレオパレスがなかったので、マンスリーマンションを借りて、それは25万円ぐらいしたのですが、その程度です。25万円×10にしてみてください。2000万円から引いたとしても、まだまだ半分以上余ります。半分どころではないですね。ということで、売上を本当に自分にするモチベーションあるのかとことです。

2回目のセールスレターを勉強するのかということです。更にこのコピーライティングを使って、売上を10倍にすると決断するとします。しかし、その学習コストは同じ手法で売上を10倍にするのと、同じ労力なんです。当たり前のことですね。どちらが早いか、きちんと自分で考えないといけません。

万が一、今は年収2000万だけど年収2億円にすると決めると仮定して、決めた後に、これをコピーライティングにあげるしかないと考えるのは、早計です。別に10倍にする方法はたくさんあります。

先ほど言ったような、キーワード選定の力であったり、顧客単価を上げる手法(LTV)であったり、もちろんその中にアップセル商品・バックエンド商品を盛り込むことも考えられます。他にはセグメンテーションを切ってみたり、あるいは価格全体をあげてみたりなど、こういう色々なマーケティング的な要素ですね。

あとは、SEOを書き始めてみたり、ブログを育ててみたり、YouTubeのチャンネルを育ててみたり、そういうことをやるコストってほとんど同じなのです。それをコピーライティング一つで片付けてしまうのかってところです。ゲイリー・ハルバートの言葉に感銘されて、コピーで解決できないものはないなどといって、それに感銘を受けてコピーだけをやるのかという話です。僕が言いたいのは、そういうことです。

最後に一言、2回目を学ぶと決めた人は、文字で生きていく・文字で食うことを決めた人。なので、自分は別に文字だけじゃないしとか、コピーライターじゃないし、マーケターだしなど思ってる人は1回目で充分ですよ、と僕は思うわけです。そういう話でした。以上です。


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